痛風ではプリン体を含む食品をとらなければ改善できるの?
ぜいたく病ともいわれる痛風やその原因となる尿酸値が高くて困っている人が増えているそうです。
痛風は、西洋の病で日本ではあまり見られなかったのですが、1970年代から急激に増えてきました。
主な原因は、食生活が西洋化して、動物性タンパク質や脂肪を多くとるようになりその結果、肥満や高血圧、高脂血症、糖尿病などの生活習慣病が増えたためといわれています。
私たちの体内では、常に尿酸がつくられ、排泄されることによって、毎日半分以上が入れ替わていて、体内に一定量以上にたまらないような仕組みになっています。
ですから、尿酸が一定量以上たまらないような生活をすれば痛風で悩むことはなくなるはずなのです。父の日を前に、痛風で悩んでいるお父さんに確実な情報をさし上げて痛みから開放してあげましょう。
様々な情報が提供されていますが、食事や運動、症状などに対して誤解もあるようなのでどうすれば痛風の痛みから開放されるか確認してみましょう。
痛風でプリン体を含む食品と乳酸値の関連は?
プリン体は食事から摂取するものと思っている人が多いのですが、実は、食べ物からは全体の3割で、7割は体内でのエネルギー消費や新陳代謝のときにATP(アデノシン3リン酸)やDNA(デオキシリボ核酸)が分解されて作られるのです。
ですから、尿酸値を上げないためには、食事と体内で作られる分の両方への対策が必要となります。
食事で気をつけたいのは、プリン体を多く含む食品を控えることです。1日の量は、400㎎までが目安となります。プリン体を多く含む食品としてよく魚卵があげられますが、レバー、白子、たらこ、肝臓を丸ごと食べる煮干しなどの方が多いのです。
おいしいものにプリン体が多いと心得た方がいいので、鍋やラーメンのスープにも含まれていますから飲み干さない方がいいのです。
また、サプリメントを飲んでいる方も要注意です。クロレラやビール酵母などの健康食品をにもプリン体が多いので、飲み過ぎは禁物です。
痛風でプリン体を減らすのにアルコールの影響は?
尿酸は、尿が酸性になるほど溶けにくく、体外への排泄が抑えられるので尿を中性にしやすい野菜やキノコ類を多くとるとよいでしょう。
アルコールの摂り過ぎにも気をつけたいものです。アルコール飲料に入っているプリン体だけでなく、アルコール自体に尿酸値を上げる作用があります。
アルコールが肝臓で分解される時、エネルギーを使うためATPが分解されて尿酸をあげるうえに、アルコールには尿酸の排出を抑える働きががあります。要注意ですね。
尿酸値に影響しない1日の適量は、ビールなら500ml、ワインなら180ml、日本酒なら1合ほどです。
痛風ではプリン体をとらずに運動してやせればいいの?
尿酸値を下げるには、肥満は大敵です。食事療法で体重を落とすと尿酸値が下がるとの報告もあります。
しかし、体重を落としたいからといって、尿酸値が高い時に筋トレやマラソンなどの激しい運動は、逆効果です。激しいエネルギー消費で大量のATPが分解されて尿酸値が急激にあがってしまうのです。
薬によって尿酸値を抑えていた人が、ジムで筋トレに励んだところ、急上昇した例などもあります。
尿酸値の急激な変動は、発作を起こす原因になる可能性があるので注意が必要です。
また、心身のストレスも尿酸値をあげる要因なので十分な睡眠とリフレッシュが大切になります。
ウォーキングなど軽い有酸素運動は肥満の解消にもつながりますからリフレシュもかねて心がけましょう。
まとめ
尿酸値を上げない生活のポイントは、
肥満の解消。食事の内容の注意。お酒は、適量を。水分をたくさん取る。1日2リットル以上こまめに。ウォーキングなどのゆったりとした有酸素運動。リフレッシュを心がけストレス解消を。
以上を心がけて尿酸値を上げない生活を手に入れましょう。。
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