シンビジュームの鉢が葉っぱだけになっている場合、どうすればいいの?
2019/03/07
クリスマスにいただいたシンビジュームの鉢が葉っぱだけになってしまってどうしたらよいのか困っていませんか。
また次のシーズンもきれいなお花を咲かせることができますからしっかりお手入れしましょう。どうやればいいのでしょうか。お伝えしましょう。
シンビジュームの鉢が葉っぱだらけになっている場合、どうすればいいの?
シンビジウムは寒さに強く、育てやすい洋ランとして知られていますが、しかし、その育てやすさに甘えて「葉ばかり茂って花が咲かない」という失敗が多いようです。
こうならないように、次のシーズンにきれいなお花をさかせるために、お手入れを頑張ってやってみましょう。
まず、葉っぱだらけになっているからといっても葉を切ってはいけません。
光合成によって球根に養分を貯えていますから葉を切ってしまうと次のシーズンにお花が咲かなくなってしまいます。
球根の基部から葉を切除してしまうと花芽が出てこなくなってしまうのです。
暖かくなったら(4月中旬頃)シンビジュームの鉢を戸外に出して、日光に十分当てましょう。
そして、水やりの回数も温度の上昇に合わせて増やしてゆきます。
いくつか鉢がある場合は、間隔をあけて風通しがよくなるよう鉢を離して置きます。
葉が四方に広がっている場合は、明らかに肥料切れのサインですから油粕骨粉入り固形肥料の置き肥をします。
シンビジュームの育て方はどうやるの?植え替えは必要?
寒い間は、室内の窓辺においてあったシンビジュームの鉢は、4月中旬頃暖かくなってきたら外に出してお日様に十分当ててあげます。
それまで霧吹きで葉に水やりをしていましたが、温度が上がってきましたら、水やりの回数を増やします。たっぷり与えてください。
肥料も固形肥料の置き肥を月に一度、一回ずつ与える以外に、薄めた液肥(液体肥料)を週一回を目安に9月末まで与えます。
手入れをしているうちにどんどん葉が茂ってきます。ここで、心を鬼にして新芽は1つの茎(バルブ)に、1芽くらいにしてどんどん折って取り除いていきます。
バルブ(株もとのふくらんだ部分)がたくさんあって、鉢からはみ出ている感じでなければ「株分け」でなく「植え替え」で十分です。
植え付けから2~3年たった株は、見た目も窮屈になります。3~4月に、ふた回り大きな鉢に植え替えてください。
大きすぎる鉢は根を乾きにくく、花つきを悪くするので、株の大きさに合った鉢に植えることが大切です
その際に、古い植え込み材料や、腐った根、葉のない古いバルブ(根本の丸いかたまり)は、取り除いておきましょう。
植え替えのやり方は、こちらも参考にしてください。
こちらです
シンビジュームの株分けの時期はいつ?
株が鉢いっぱいになってきたら、4月から5月末までに、株分けします。株分けしたものは、最初に植え付けられていた鉢よりも小さい鉢植えに植え付けます。あまり大きい鉢に株分けしたものを植え付けるとお花が咲きにくくなるので注意しましょう。
やり方は、まず、鉢を金づちで叩いて土ごと抜き出し、根を水に浸けながら古い土を全て取り除きます。
そして、それぞれの株にバルブが2~4個つくよう、はさみやナイフで切り分けていきます。
分けた株は、5~6号鉢に植え付けましょう。植え付け時と同じ土を使って植え付けします。
まとめ
これで春から夏までシンビジュームは元気に育っていきます。水やりはやりすぎないように注意しましょう。夏の間の直射日光にも要注意です。
そして、9月末まで肥料を施していきますとまた美しいシンビジュームのお花を咲かせることができます。
是非、がんばってお手入れをトライしてみましょう。きっときれいなお花を咲かせられますよ。
他のシンビジュームについても書いた記事がありますのでこちらも確認してみてください。
こちら
関連記事
-
-
シクラメンに合った置き場所はどこがいいの?水やりは?
スポンサードリンク 12月になるとお歳暮やクリスマスのプレゼントにシクラメンをい …
-
-
シンビジュームの植え替えはいつやるの?そのやり方は何?
スポンサードリンク 今年頂いてお花を十分楽しんだシンビジュームを来年も咲かせたい …