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認知症の対応でイライラしている介護者へのオススメの一冊!

      2015/08/26

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認知症の親をお持ちの方々は、日々のエンドレスな心配と困惑とイライラでストレスも
ピークに達していらっしゃるのではないでしょうか。

自分の親が認知症の気配を見せた時、気がついた時の驚きは他の誰にも言えない深い悩みへの入口なのではないでしょうか。

認知症の方と日々の生活を共にすることは、経験した方でないととてもわからないことだらけの深い闇の中をさまようようなものだといわれています。

しかし、物事には、全く予想もできなかったようなアプローチで認知症の方々と接しているベテランヘルパーさんがいらっしゃいます。

その方が書かれた本が出版され話題になっています。

どのような接し方をなさるのでしょうか。ご紹介しましょう。

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認知症の親を持ちイライラしている子どもの対応!

「認知症」というのは病名ではなく、病気・疾患などが原因で起こる「状態」のことを指しす。

その「状態」というのは、知的機能(記憶、認識、判断、学習など)が低下することによって自分自身や周囲の状況把握や判断ができなくなり、自分ひとりで生活することが困難になっている(日常生活に支障をきたす)という状態のことです。

そして認知症の原因には、脳そのものの病気・疾患という一次的要因と、それ以外の身体的・精神的ストレスといった二次的要因とがあります。

認知症の症状は、この一次的要因と二次的要因とが関与し合って出現してくるのですが、その症状は、認知症の人すべてに現れる「中核症状」と、現れるかどうかに個人差がある「周辺症状(BPSD)」との大きく二つに分けることができます。

認知症を患うと、以前よりも物事を上手く行うことが難しくなってしまいます。しかし認知症の初期では、その事を本人は理解しています。

「以前の様に上手くできない」と感じていますが、「それを言い出すのは恥ずかしい」「これは年だからしょうがない」「家族の手を煩わせるのではないか」「テレビの認知症特集のような、あんな姿は見せたくない」などと考えています。

たとえ親子であっても、やはり自分の弱みを他人に見せるのは、恥ずかしいものがあります。

ですが、心のどこかでは「助けて欲しい」と思っており、さりげない気遣いや手助けを望んでいるのです。

本当は助けて欲しいけど言い出せないジレンマの中で、家族など身近の人に失敗などを怒られることが続けば、不安感や恐怖感などから強いストレスがかかり、精神的に不安定になります。

そうなると、すぐ怒ったり、夜に落ち着きがなくなったり、幻覚・幻聴や妄想などが出現します。

家族にとっては、あまりに親の態度が豹変してしまったと感じると同時に、どう対処して良いのかわからなくなります。

そこで、適切な対処法がわかっていればお互いに認知症が発症する前の、「信頼関係」を築くことできるようになりますし、

本人が安心して落ち着ける場、雰囲気作りを行いストレスをかけないよう心がけられるようになり、認知症症状や問題行動などを和らげることができるでしょう。

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認知症のゆる介護を学ぶための一冊の本!

ずばり!その本の名前は、「認知症『ゆる介護』のすすめ」(1,800円+税、メディカ出版)です。著者は、20年以上のヘルバー体験をお持ちの、柳本文貴さん44歳です。

彼曰く、「認知症はナチュラルなことだから、ゆるりと受け止めませんか」と提案しています。

彼は、2008年から三鷹市で訪問介護にヘルバー指名という独創的な自費サービスを組み入れた事業所を運営しています。

この著書の中で、自分の親や配偶者が認知症になったら、認めたくない気持ちはわかるとして、病院へつなげ早期発見、早期治療よりも「折り合い」をつけることで乗りきれることがたくさんあるとユニークな考えを述べています。

基本編、応用編、賢いサービスの選び方・使い方、暮らしの知恵あれこれの4章から
なる著書で、ゆる介護の具体例が多くのイラスト付きで紹介されています。

ユーモアたっぷりの文章、制度や相談窓口といった実用的な情報提供など、介護している
家族もクスリと笑いながら認知症の親の介護に向かい合える余裕が生まれるのでは。

例えば、「認知症は治らなくても機嫌は直る」のエピソードでは、認知症の人は、喉の
乾きを感じにくく、自ら飲むという行為も忘れているので脱水に気をつけましょうと書き、
本人が好きなものを飲むのが最善だと述べています。お茶やコーヒー、栄養ドリンク、ビールだってよいといっています。但し、毎回ビールというわけにもいかないので、麦茶を高い所から注いで泡だててだしていると続けます。

機嫌良く過ごすことで家族の負担も軽くなると提案しています。時には、振り回されてみることや、介護者が上手にあきらめることも必要であると述べています。

認知症のゆる介護のオススメ!

2025年には700万人が認知症だと国は、推計し、軽度認知障害(MCI)を加えると1,300万人、つまり3人に1人が認知症か認知症予備軍という時代を迎えようとしています。

このような状況の中、認知症の家族を抱えイライラでいっぱいの介護者にとってこの本は、客観的に物事をとらえ、、脱力したケアのこつを学べる貴重な本であるといえるでしょう。

まとめ

介護している方々は、「正しいこと」、「失敗しないこと」を追及して強い言葉で注意・叱責しがちですが、「どうしたら円満にことが運ぶか」を考えて、本人の気持ちに寄り添った対応を心がけていくことがどれほど大切なことかこの本は教えてくれています。

早速、この本を手にとれば日々緊張とストレスにさらされている介護者の方々の助けとなり、認知症の方々の気持ちが安定したものへとなるのではと思います。

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